全面リフォーム

全面リフォーム 横浜市|戸建・マンションのフルリノベ費用・工期・注意点

公開: 2026-05-26 / 監修: 1級建築士・施工管理技士

横浜市の全面リフォーム費用相場

横浜市内の戸建全面リフォーム(水回り4点+内装+外壁塗装)は¥300万〜¥800万、マンションのフルリノベーション(スケルトン解体から一新)は¥500万〜¥1,500万が中心相場です。築年数・規模・間取り変更の有無で大きく変わります。

横浜市内では「中古マンション購入+フルリノベ」のパッケージ需要が特に活況で、住宅金融支援機構の「フラット35リノベ」(金利優遇)との組み合わせを検討する方が増えています。新築と比較して中古+リノベは総コストを20〜40%抑えられる可能性があるため、港北区・青葉区・都筑区など人気エリアで中古マンションを探している方に注目されています。

戸建全面リフォームの内訳と費用

工事区分費用目安主な内容
水回り一括(浴室+キッチン+トイレ+洗面)¥150〜¥300万設備本体+給排水工事
内装(クロス・床・天井全面張替)¥50〜¥150万フローリング・クロス・照明
外壁塗装・屋根塗装¥80〜¥180万30坪戸建・シリコン〜無機塗料
耐震補強(旧耐震の場合)¥100〜¥300万筋交い・構造用面材・基礎補強
断熱改修(床・壁・天井)¥50〜¥150万グラスウール・発泡断熱材・窓断熱
給排水管の全面更新¥30〜¥80万鉛管・鉄管から塩ビ・架橋PE管へ

※戸建全面リフォームの総額目安:¥300万〜¥800万(耐震補強なし)、¥400万〜¥1,000万(耐震補強あり)。住宅リフォーム推進協議会・国土交通省住宅政策課資料をもとに算出。

マンションフルリノベーションの費用

横浜市内の中古マンション(50〜80㎡)のスケルトンリノベ費用は¥500万〜¥1,500万が目安。工事費の単価は¥7万〜¥15万/㎡が標準です。設備グレード・内装材・間取り変更の複雑さによって費用は大きく変わります。

  • スケルトン解体: ¥30〜¥70万(既存内装・設備の全解体)
  • 間仕切り壁新設: ¥30〜¥80万(LDK化・個室増設等)
  • 水回り設備新設: ¥200〜¥500万(キッチン+浴室+トイレ+洗面)
  • 電気設備(分電盤含む): ¥30〜¥80万
  • 内装仕上げ(床・壁・天井): ¥80〜¥200万
  • 給排水管更新: ¥20〜¥60万(管理組合が一括更新済みの場合は不要)
  • 管理組合申請・設計監理: ¥10〜¥30万

横浜市内の中古マンション購入とリノベを一括で計画する場合、住宅金融支援機構の「フラット35リノベ」(一定の省エネ・耐震性能を確保した場合に金利優遇)が活用できます。詳細は住宅金融支援機構のWebサイトをご確認ください。

間取り変更・スケルトンリノベ

横浜市内のマンションで特に需要が高いのは「3LDK→2LDK化(広いLDK)」「和室→洋室変更」「リビング拡張」です。間取り変更を伴う工事には構造確認が必須です。

  • ラーメン構造: 柱・梁で支えるため間仕切り壁の撤去は比較的自由。横浜市内の大手デベロッパー系マンション(港北・青葉・都筑区のニュータウン系)に多い
  • 壁式構造: 耐力壁を撤去できないため間取り変更に制約あり。5階建て以下の中低層マンションに多い
  • 混合構造: 周辺部が壁式、内部がラーメン型。設計図書の確認が必須

構造確認は建築士が設計図書(管理組合保管)を参照して行います。図書がない場合は現地調査で壁の種類(耐力壁か間仕切り壁か)を確認します。建築確認申請が必要になるケースもあるため、着工前に1級建築士による確認を受けてください。

耐震補強・断熱改修との同時施工

全面リフォームのタイミングで耐震補強・断熱改修を同時に実施することが最もコスト効率が高い方法です。壁を開けた状態での施工になるため、単独で行うより¥30〜¥80万の工事費削減が見込めます。

横浜市では旧耐震基準(昭和56年5月以前)の木造住宅を対象に「耐震改修助成」が設けられています(上限額・対象要件は横浜市建築局住宅政策課に最新情報を確認してください)。耐震診断も費用の一部が補助されます。

断熱改修では、国の「先進的窓リノベ事業」(窓断熱・上限¥200万)と「子育てエコホーム支援事業」(断熱材・高断熱設備)が組み合わせ可能です。2050年カーボンニュートラル達成に向けて省エネリフォームへの補助は継続強化される方向にあります(出典: 国土交通省「脱炭素社会に向けた住宅・建築物の省エネ対策等のあり方について」2023年3月)。

補助金の活用(国・横浜市)

制度名補助上限(目安)主な対象
子育てエコホーム支援事業(国)¥20〜¥60万断熱・省エネ設備(子育て・若者夫婦世帯)
先進的窓リノベ事業(国)¥200万高断熱窓・内窓設置
給湯省エネ事業(国)¥8〜¥18万/台エコキュート・ハイブリッド給湯器
横浜市耐震改修助成上限¥100万(目安)旧耐震(昭和56年5月以前)木造・非木造
フラット35リノベ金利優遇(基準金利から最大▲0.5%)省エネ・耐震等基準を満たすリノベ物件

※補助金の申請期間・対象条件は年度ごとに変更されます。詳細は横浜市リフォーム補助金 完全ガイドをご覧ください。

よくある質問(FAQ)

全面リフォームとフルリノベーションの違いは何ですか?

厳密な定義はありませんが、全面リフォームは「修繕・原状回復レベルで全箇所を同時施工」、フルリノベーション(スケルトンリノベ)は「構造躯体まで解体して間取り・設備を一新する大規模改修」を指すことが多いです。費用感はリフォーム¥300万〜¥800万、フルリノベ¥500万〜¥1,500万が目安。横浜市では中古マンション購入後のスケルトンリノベが近年急増しています。

マンションのスケルトンリノベで間取りは変えられますか?

ラーメン構造(柱+梁)のマンションは間仕切り壁を自由に変更できる場合が多いです。壁式構造のマンションは耐力壁が多く間取り変更が制限されます。事前に建築確認書・管理組合の工事細則・設計図書を確認してください。当サイト紹介業者は構造確認から申請代行まで対応しています。

全面リフォームの工期はどのくらいかかりますか?

戸建の部分的な全面リフォーム(水回り+内装)で30〜45日、耐震補強を含む場合は45〜60日が目安。マンションのスケルトンリノベは60〜120日かかります。マンションは管理規約の工事時間制限(平日9〜17時等)で戸建より長くなります。工事期間中は仮住まいが必要な場合が多く、予算計画に仮住まい費用も含めてください。

築40年以上の戸建を全面リフォームする際の注意点は?

旧耐震基準(昭和56年5月以前)の木造住宅は耐震補強が必要で、横浜市の耐震改修助成(上限¥100万目安)が利用できます。また、アスベスト含有建材(昭和62年以前の施工物件で可能性)・鉛系塗料・老朽化配管・床下シロアリ被害などの潜在リスクがあるため、解体前に専門調査を依頼することを推奨します。

全面リフォームで利用できる補助金は何がありますか?

横浜市の「耐震改修助成」(旧耐震住宅対象)、国の「子育てエコホーム支援事業」(省エネ改修)、「先進的窓リノベ事業」(窓断熱)、「給湯省エネ事業」(エコキュート等)が組み合わせ可能です。フラット35リノベを活用すると住宅ローンの金利優遇も受けられます。複数補助金の合算で総額の10〜30%が補助される場合もあります。

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